2013年 東京写真記者協会賞 受賞者

◎東京写真記者協会賞(2013年グランプリ)「見せましょう!日本の底力を」 

読売新聞東京本社 繁田 統央(しげた のりひろ)

見せましょう!日本の底力を 〈受賞者コメント〉7月22日午前9時すぎ、私は、小学生に写真の撮り方を教える出前授業に向かう途中、JR南浦和駅のホームで現場に居合わせた。「人がはさまれています」という構内アナウンスで皆が続々と車外に出始めた。駅員が車体を押す姿を見て、乗客も次々と加わる。ほどなくして車体が大きく傾き、女性が引き上げられた。「出た―」という歓声と共に、大きな拍手に包まれた。乗客は何もなかったように電車に乗り込み、定刻の8分遅れで電車は出発した。私はミラーレス一眼カメラとスマートフォンで撮影、夕刊に間に合わせるため、駅のホームでスマホの写真を送った。掲載された写真は日本の「普通の人々」の団結力と強さを物語るものだ。何よりもこの場面を記録でき、日本人の素晴らしさを世界に伝える仕事を果たせて良かった。(繁田)
(補足:JR南浦和駅の女性救出劇は、この写真と共に外国通信社を通じて世界各地で報道された。米CNNをはじめ、英国、イタリア、ロシア、香港、中国、韓国、タイなどの新聞紙面やネット、TVで「日本から素晴らしいニュース」などと絶賛された。)



◎一般ニュース部門賞(国内)「天国の妹にささげる音色〜伊豆大島の土石流被害〜」

産経新聞社 大里 直也(おおさと なおや)
「闇を切り裂く火山雷」


◎一般ニュース部門賞(海外)「かすむ毛沢東」

読売新聞東京本社 田村 充(たむら みつる)

「刻まれた戦禍」南スーダン民族紛争



◎企画部門(国内)「認知症とわたしたち ともに暮らす」

朝日新聞社 川村 直子(かわむら なおこ)

「認知症とわたしたち ともに暮らす」
「認知症とわたしたち ともに暮らす」
「認知症とわたしたち ともに暮らす」 「認知症とわたしたち ともに暮らす」




◎企画部門賞(海外)「チェルノブイリ27年 続く廃炉作業」

朝日新聞社 山本 壮一郎(やまもと そういちろう)

「電子廃品 再生の影」 「電子廃品 再生の影」
「電子廃品 再生の影」
「電子廃品 再生の影」

◎スポーツ部門賞(国内)「千手ザック」

サンケイスポーツ 中井 誠(なかい まこと)

「千手ザック」


◎スポーツ部門賞(海外)「女王復活」

サンケイスポーツ 桐山 弘太(きりやま こうた)

「女王復活」

◎文化芸能部門賞「ゆるくないジャンプ」

産経新聞社 大橋 純人(おおはし すみと)

「ゆるくないジャンプ」

◎特別賞「世界初撮影!深海の超巨大イカ」(2013年度 新聞協会賞)

日本放送協会 河野 英治、杉田 達彦ほか取材チーム(こうの えいじ、すぎた たつひこ)

「世界初撮影!深海の超巨大イカ」


【奨励賞】

○奨励賞一般ニュース部門(国内)「世界遺産に光の列」
東京新聞 岩本 旭人(いわもと あきと)
世界遺産に光の列
○奨励賞一般ニュース部門(海外)「待っていた救援〜フィリピン台風被害〜」 「シリア首都で大規模爆発」
産経新聞社 早坂 洋祐(はやさか ようすけ)
待っていた救援〜フィリピン台風被害〜
○奨励賞企画部門(国内)「今年もふたりで〜福島県飯館村の春〜」 
毎日新聞社 須賀川 理(すかがわ おさむ)

今年もふたりで〜福島県飯館村の春〜」 今年もふたりで〜福島県飯館村の春〜」
今年もふたりで〜福島県飯館村の春〜」
今年もふたりで〜福島県飯館村の春〜」 今年もふたりで〜福島県飯館村の春〜」

○奨励賞企画部門(海外)「レイテ島 無残」
読売新聞東京本社 竹田津 敦史(たけたづ あつし)
レイテ島 無残 レイテ島 無残
レイテ島 無残 レイテ島 無残
レイテ島 無残

○奨励賞スポーツ部門(国内)「痛ッ!行司はツラいよ!」
スポーツニッポン新聞社 西海 健太郎(にしうみ けんたろう)
痛ッ!行司はツラいよ!
○奨励賞スポーツ部門(海外)「上原、世界一の胴上げ投手」
日刊スポーツ新聞社 菅 敏(すが さとし)
上原、世界一の胴上げ投手
○奨励賞文化芸能部門「この子がいるから頑張れる」
読売新聞東京本社 高橋はるか(たかはし はるか)
この子がいるから頑張れる

他年度分

  • 2008年協会賞
  • 2009年協会賞
  • 2010年協会賞
  • 2011年協会賞
  • 2012年協会賞
  • 2013年協会賞


  • 以上