組織
東京写真記者協会は首都圏に本社を置く新聞社、通信社、放送(NHK)の各社と一部地方紙が加盟している団体です。
会員は、上記各社の写真記者を対象としております。
2019年(令和元年)7月現在の加盟社は35社です。
英文表記は「Tokyo Press Photographers Association」となります。
目的
自由公正な写真取材のため、連絡、調整を行い、写真報道を通じて社会の進歩発展に寄与すること。
沿革
東京写真記者協会は1948年5月、占領下の日本で結成されました。
発足に当たっては、当時のGHQ(連合国軍最高司令官)新聞課の指導で設立され、米国のワシントンにある写真記者協会をモデルにしたとされています。
設立当時の加盟社は14社、会員数は200名でした。
設立の主目的は、GHQとして占領政策をスムーズに遂行するために、取材統制をする必要から、新聞・通信社の写真関係の窓口の一元化を狙ったものでした。
占領時代の終了後は、主目的をあらゆる分野におけるニュース写真取材を公平かつ円滑に行うための調整機関と位置づけ、任意団体として再発足しました。
以後半世紀余を経て、今日では、各界で当協会の重要性が認識され、新聞メディアでの写真取材を調整する局面では不可欠の存在になっています。